入院して親知らずを5本抜いた話 きっかけ編
2018年12月
右下の奥歯が痛み出した。
私は親知らずが上下すべて生えていて、これまでも何度か磨き不足が原因で化膿して痛みだして歯医者に行くことがあった。
行くと決まって『あら〜神経近いし抜くのは危ないねぇ〜とりあえず痛み止め出しとくね〜』ってな感じの対応で
まあ、私も抜くのは痛そうで怖いし、腫れそうだしで特に気にしてなかった。
そこの歯医者さんは中学の時に歯列矯正でお世話になった所で、たしかに歯並びは良くなったんだけど出っ歯は治らず(ガチャではない出っ歯になった)大人になってから調べたら出っ歯を治すには親知らずと4番目?だかの歯を抜いてスペースをつくり、出ている歯を収めるってやり方があるらしい。
当時は矯正すれば口ゴボ治ると思ってたからなぁ、、、
で、話は戻り
また親知らずが痛くなったので歯医者へ。
『あ〜また腫れてるねぇ、もういっそのこと入院して全身麻酔で抜いちゃう?』
え、親知らず抜くだけで全身麻酔かけてくれるんか、怖
『神経近いし、危ないから口腔外科じゃないとダメなのよ。口腔外科行くならいっそのこと4本全部抜いた方が良いし、全身麻酔かけてくれて怖い思いしなくて良いし、どうかな?』
正直全身麻酔でも4本一気に抜くのは怖いと思った。けど、抜いちゃえばもう痛まないし、親知らず抜いて小顔なったって話も聞くし、あわよくばスペースができて前歯引っ込まないかなって思って大きい病院へ紹介状書いてもらった。
あと、一年前に入院時に全額降りる保険に加入してたってのもある。
一度決めてしまえば、怖いよりもワクワクしてきてた。入院ってあんまり経験ないし、会社休めるしね。
そして、大きい病院へ予約をとり診察へ行った。
大きい病院、、、というかそんなに大きくはないけど二階建ての入院できる総合病院って感じ。
保険証をだして5分くらいで呼ばれて診察台へ。レントゲンを先に撮り、また診察台へもどる。
先生と初対面。若めのフランクな感じの先生だった。さっき撮ったばかりのレントゲン写真を見ながら
『親知らず4本じゃなくて5本あるね〜』
え
『右上の親知らず2本あるよ。過剰歯っていうんだけど小さい歯と奥にふつうの親知らずがある。ふつうサイズの親知らずが奥まった所にあって、鼻水たまる場所に繋がってるかもしれない。歯抜いたら栓抜いたみたいに穴があいてそこから鼻水漏れるかもしれません』
は?怖っ
『傷が治れば塞がってもどると思います』
じゃあお願いします。
うだうだ言っててもしょうがない。ここまで来たんだからもう抜く。もどる気は無かった。
そして、手術の日程を一ヶ月後くらいにして決めて帰ってきた。お正月休みにやろうかとも思ったけど、忘年会新年会シーズンだしね。飲みたかったからそこは外した。
すぐに、上司に来月3日間手術のため休みますと連絡した。
え、手術!?大丈夫なの?親知らず!?4本!?全身麻酔!?怖っ!!
すごく心配してくれました。忙しいのに3日間も休んですみません、、、
手術の一週間前に事前検査のため病院へ。
採血、尿検査、肺活量の検査、レントゲン、CTを撮った。大体1時間半くらいかな。
採血してくれた方がすごく上手で痛みを感じなかった。旦那さんが同じように親知らずで入院したらしく、腫れてなかなかご飯食べられなかった時のおすすめメニューを教えてくれた。感謝。インスタントラーメンをぐだぐだになるまで煮るのがいいらしいです。おかゆに飽きたら試してみようと思った。
事前検査、5千円くらいって言われてたのにお会計行ったら9千円でびっくりした。多分CT検査追加になったからだと思われる。何気初CT検査でした。
入院の日程が、火曜日〜木曜日だったので月曜日のうちに仕事の引き継ぎはしました。
引き継ぎって言ってもそんな大したことはないんだけどね、、、
次では入院前の準備〜入院1日目までを書こうと思います。では。